令和5年 1月24日 夫 極楽浄土に往生しました。
思う存分 娑婆遊び 楽しく生き甲斐をもって仕事をし かねてより
その支度は夫婦でしておりました。
法名は既に頂き 報土は決しており 俗な言い方では ハッキリしていました。
突然くる死(無常)の前に、ハッキリさせておく事は一大事です。
轟音を鳴らして極楽から呼ぶ声は報土往生された方々です。
49日で生まれ変わると言いますが それは往生の決していない人です。
夫が生まれ変わる事はありません。
そしてまたすぐに私が極楽へ往生しますから心配は、微塵もありません。
よく蝋燭を白にしますね?
「門徒もの知らず」と揶揄されるのは、このような時に赤い蝋燭を使うからです。
ものを知らないから、もの知らず では無いのですよ。
極楽浄土へ行けた人に赤い蝋燭でお祝いする、これは一般の人から見たら
もの知らず と見えるのです。
変な人、と言ってる貴女が 哀れな人、報土とは無縁な人です。
どうか、心を翻し 正定聚不退転の身にと願ってやみません。
光明院 釋 不退 (妻 記す)